西武、十亀がOP戦初登板で5回3失点「評価に値しない」

[ 2015年3月17日 15:36 ]

<西・楽>楽天とのオープン戦に先発した十亀

オープン戦 西武0―3楽天

(3月17日 西武プリンス)
 西武の十亀が楽天とのオープン戦に先発した。

 十亀は昨季、開幕からクローザーを務めるも、チーム事情でシーズン途中に先発へ転向。夏場には故障も経験し、勝ち星は4勝止まりと不完全燃焼に終わった。

 その悔しさを胸に十亀はこの日、今季のオープン戦で初となるマウンドに上がったが、初回にいきなり2死満塁のピンチを招くと、2者連続の適時打を浴びて3失点。

 しかし、先発ローテーション6番手を狙う右腕はその後は立ち直りを見せ、結局、5回を投げて打者22人に対し、許した安打は5本。失点は初回の3失点のみで、6回からは2番手・岡本篤にマウンドを譲った。

 初回に失点を喫したものの、2回以降は安定した投球を見せた十亀。しかし、本人は「きょうは評価に値しない」と登板後に辛口なコメント。「(先発ローテーション入りに向けて)最初で最後のチャンスだったが、結果を出せなくて悔しい。今後は2回以降のような投球を続けたい」とコメントを続け、唇を噛んだ。

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2015年3月17日のニュース