オリ岸田開幕アウト…自慢の中継ぎ陣ピンチで移籍の白仁田らに期待

[ 2015年3月17日 05:30 ]

岸田の代役に白羽の矢がたった白仁田

 14日の広島戦で左脇腹を負傷していたオリックスの岸田護投手(33)が16日、神戸市内の病院でMRI検査を受け、「左腹斜筋の損傷」と診断された。全治などは未定、数日間は安静にするよう指示が出ており、開幕は完全アウト。比嘉に続き、必勝リレーの中継ぎ投手が1人減ったことになる。

 森脇監督は「起こってしまったものは仕方ない。比嘉の不在も痛いが、彼らが戻るまで新しい人が力を付けるチャンス」と語り、白仁田、榊原、マエストリ、古川の名前を挙げて、新戦力の台頭を期待した。

 特に白仁田は15日の広島戦で2回を1安打無失点に抑えるなど、ここまでオープン戦は3試合とも無失点の防御率0・00。さらに登板した練習試合も2試合無失点というゼロ行進中で、「調子がいいわけではないが、修正して良くなってきている。期待に応えたい」と力を込めた。

 また、この日から1軍に合流した古川は今季からサイドスローに転向した左腕で、「最後のチャンスだと思うので頑張ります」とやる気十分だ。森脇監督は「1年間戦うには、俗に言う“うれしい誤算”がないと、いいペナントは送れない」と大化けを期待し、新方程式でしのぐつもりだ。

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2015年3月17日のニュース