大谷、開幕戦初球は「直球です」宣言 160キロ超えは「声援次第」

[ 2015年3月17日 06:36 ]

キャッツの舞台でポーズを取る大谷(左)と上沢

 2015年シーズンの第1投は剛速球を予告した。自身初の開幕投手が決定している日本ハム・大谷は、27日の楽天戦(札幌ドーム)で投げ込む初球について、「直球です」と断言。160キロ超えについても「皆さんの声援次第だと思います」と言い切った。

 4回4失点だった3日の巨人戦(札幌ドーム)に続き、11日のDeNA戦(鎌ケ谷)でも4回5失点と2試合続けて打ち込まれた。このため当初、開幕前の最後の調整登板は18日の広島戦(札幌ドーム)の予定だったが、首脳陣と話し合い、20日の巨人戦(東京ドーム)に変更。前回からの登板間隔を中8日にして「修正期間」をより多く取ることを決めた。また、再び同じ巨人を相手に投げることで、仕上がりの度合いを測る。15日にはブルペンに入らず、遠投や助走をつけてのキャッチボール。「(軸足に)タメができるし、平行に投げる感覚をつかむことができる」と投球フォーム修正に手応えをつかんだ。

 「まず開幕戦を勝つ。最低でも15勝以上して、10勝後半を目指したい」とあらためて3年目への飛躍も誓った。最速162キロ右腕が大役を全うすべく、必ず立て直す。 

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2015年3月17日のニュース