イチロー「止まっちゃった」“ボルト仕様”新スパイクで二盗失敗

[ 2015年3月17日 05:30 ]

マーリンズのイチロー

オープン戦 マーリンズ4―2タイガース

(3月15日 ジュピター)
 マーリンズのイチローが、「新兵器」の感触をテストした。6回に中前打を放ち、次打者の初球だった。左腕ハーディから2度けん制を受けて警戒されながら、「スタートを切りたいという理由」で強引にスタート。二盗は失敗し「何でか知らないけど、手前で止まっちゃった」と苦笑いしたが「盗塁の動きで(感触が)どうなるかを見たかった」と説明した。

 今季からスポーツジム・ワールドウィング(鳥取)が開発したビモロスパイクを着用。100メートル9秒58の世界記録を持つウサイン・ボルト(ジャマイカ)の力の伝え方が再現できるように設計されているが、試合で感触を確かめておく必要があった。「動きは何かを変えるということは全くない」と合格点を出しながらも、「僕の体がまだ実戦で100%動けるという感触ではないから、それができてからだよね」と具体的な明言は避けた。

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