大谷 巨人戦登板も平常心「いろいろと確認したい」

[ 2015年3月3日 05:30 ]

笑顔でノックを受ける大谷

 球界の盟主にも平常心で臨む。27日の楽天戦(札幌ドーム)で初の開幕投手を務める日本ハム・大谷が、オープン戦初登板となる3日の巨人戦(同)に向け「開幕戦も札幌ドームなので、投げてみていろいろと確認したい」と意気込みを語った。

 キャンプ中の実戦では3試合に登板し、防御率2・00と安定感を見せている右腕は、今回の登板では球数80球がメド。今キャンプで「160キロマシン」を導入し、速球対策を練っている巨人打線に対し「今の巨人の状況は分からない。丁寧に投げてより多くの回を投げたい」と話した。

 昨年6月11日の巨人戦(同)では勝ち負けは付かずも最速160キロをマークし、6回1/31失点と好投。栗山監督も「巨人打線だからというより、自分のやろうとしていることができれば抑えられる」と期待を寄せた。この日、札幌ドームのブルペンで約50球を投げ込んだ右腕は「自分ができることをしっかりやりたい」と話した。また、全体練習後に出席した札幌市内での球団主催の激励会では、3年前に開幕投手を務めた斎藤から「重圧が凄いけど翔平なら頑張ってくれる」とエールを送られたが、大谷は「まだ実感はない」と淡々と語った。

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