原監督「絶不調打線だからなぁ」…4番大田スタメン落ち、テコ入れへ 

[ 2015年3月3日 05:45 ]

清水コーチ(右)の指導を受ける大田

 巨人の原監督が打線のテコ入れを行う。オープン戦4試合を消化し1勝3敗。不振の打線に対し「絶不調打線だからなぁ」とため息をつき、2軍調整中の阿部、長野、アンダーソンの名前を挙げ「彼らがいないうちにアピールしないと。逆に恋しくなっちゃうもんな。彼らが寝ている間に(彼らの)株価が上がってきちゃうもんなぁ」と若手野手陣に喝を食らわせた。

 3日からの日本ハム2連戦(札幌ドーム)のスタメンから大田を外すことを決めた。練習試合を含めた実戦全10試合で4番を任せてきたが、オープン戦4試合で打率・143、0本塁打、0打点と低迷。亀井の名前もない。一塁は昨季スタメンでは1度しかなかった井端を置き、1番には昨季14試合の片岡を据える。40歳を迎える井端は「出られるならどこでもいい」と意気込んだ。

 開幕まで1カ月を切り新たな可能性も探る。「いろいろといいものを引き出す。結果としていい形を見せてくれると使いやすい」と指揮官。3日の相手先発は大谷。昨年の秋季練習から取り入れた160キロマシンの成果を試すには絶好の機会。スタメンに名を連ねたものも、剥奪されたものも、決死の思いで打席に向かう。

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2015年3月3日のニュース