オリ西「ワクワクします」 憧れ松坂と投げ合い熱望

[ 2015年3月3日 05:30 ]

オリックスの西

 オリックス・西勇輝投手(24)が2日、ほっと神戸での指名練習に参加。9年ぶりに日本球界に復帰したソフトバンク・松坂とのシーズンでの対決を熱望した。

 その可能性は十分にある。西は、4日のオープン戦・中日戦(京セラドーム)で今季初めて実戦に登板。松坂も同じく4日の阪神戦(甲子園)に先発する。両投手が同様の調整過程を経ていくならば、両軍が激突する2カード目の3月31日からの3連戦(ヤフオクドーム)で対戦する。

 「もろにその世代なので、インパクトが強いです。世代のトップを走っておられる方だし、憧れはあります」

 1998年、小学2年生だった西少年は胸を高鳴らせながら、テレビで松坂擁する横浜高の甲子園春夏連覇を見届けた。「やりたいですよ。ワクワクしますよね」。憧れの存在と同じマウンドに立てる日は確実に近付いてきた。

 この日は33球のブルペン投球で実戦初登板に向けて準備。予定される3イニングの登板で「打者の反応を見たい」と課題を挙げた。高山投手コーチからも「自分のボールを確認しながら、投げてもらいたい」と信頼を寄せられる。昨季は球団新記録の開幕から8戦8勝を記録し、チームのスタートダッシュの原動力となった。19年ぶり優勝を目指す今季、憧れの存在も、超えて行かなくてはならないカベであることは間違いない。

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2015年3月3日のニュース