デーブ監督　“クイック苦手”大谷攻略は初球打ち「３球で終わっても」

楽天の大久保監督

　楽天が「初球打ち」で大谷をやっつける。２月２８日、１日のソフトバンクとのオープン戦（ヤフオクドーム）は２試合でわずかに１得点。簡単にストライクを見逃す消極的な姿が目立ち、試合後のミーティングで大久保監督は「１イニング３球で終わってもいい。どんどん振れ」と激励した。

　２７日の日本ハムとの開幕戦（札幌ドーム）では大谷と対戦することが決定済み。「待つより振って、とにかく塁に出ないと」と指揮官。大谷はクイックが得意でないことは織り込み済みで「“超”機動力野球」をフル活用するため、初球打ちで出塁しプレッシャーをかける。