パイレーツ“韓国のAロッド”が紅白戦で実戦デビュー、歓声上がる

[ 2015年3月3日 11:46 ]

実戦デビューしたパイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)内野手 (AP)

 パイレーツは2日、“黒軍”と“金軍”に別れて紅白戦を行い、「韓国のAロッド」と異名を持つ姜正浩(カン・ジョンホ)内野手(27)が実戦デビューした。

 昨季は韓国ネクセンで遊撃手として韓国球界最多の40本塁打を放ち、オフにパイレーツと4年総額1600万ドル(約18億8800万円)で契約した姜正浩。この日は“黒軍”の「3番・遊撃」で先発出場した。

 初回の第1打席に3千人近い観衆から大歓声で迎えられた姜正浩は“金軍”先発ゲラの前に惜しくも内野ゴロ。その直後の守備ではゴロを難なくさばき、3回を終えたところで試合を退いた。

 「試合勘を取り戻すためにはどんどん実戦を積むことだね」。韓国の大砲は試合後にそう語り、観衆からの歓声については「予想していなかったけれど、うれしかった。今後はもっと大きな歓声を期待するよ」と笑顔を見せていた。

 姜正浩との契約時に「これでさまざまな戦い方ができる」と喜んだハードル監督は「彼は試合に出場することを望んでいるし、私も早い段階でプレーの機会を与えたいと考えている」とコメントした。

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