マーリンズ イチローに2年契約オファー“第4の外野手”も経験評価

[ 2015年1月19日 05:00 ]

ヤンキースからFAとなったイチロー

 マーリンズがヤンキースからFAとなったイチロー外野手(41)に、2年契約を考えていることが分かった。大リーグ公式サイトが報じたもので、17日には双方の交渉は進んでいると複数のメディアが報じている。

 マーリンズは米スポーツ史上最高額の13年総額3億2500万ドル(約380億2500万円)で契約延長した25歳のスタントンが右翼に。左翼にはゴールドグラブ賞の23歳イエリチ、中堅は24歳のオズナと外野のレギュラーは埋まっていが、いずれも若く経験不足なため、経験豊かな「第4の外野手」としてイチローに白羽の矢を立てたようだ。

 イチローは現在、メジャー通算2844安打、2年契約はあと156本に迫るメジャー3000安打達成に2年契約は魅力的あろう、と同サイトでは報じている。イチローは新たにジョン・ボッグス氏と代理人契約を結んだ。イチロー獲得にはオリオールズ、ブルージェイズも興味を示しているが、03年以来12年ぶり3度目のワールドチャンピオンを狙うマ軍が頭一つ抜け出した。

 ▼マイアミ・マーリンズ 球団拡張により1993年に創設。97、03年にワールドシリーズに進出し、いずれも世界一に輝いた。12年にフロリダ・マーリンズから現名称に変更。本拠もマイアミのダウンタウンにある「マーリンズ・パーク」(収容人員3万7000人)に移転した。昨季は77勝85敗でナ・リーグ東地区4位。かつてゲーリー・シェフィールド、ミゲル・カブレラらが所属。レッズとともに、過去に日本人選手が所属していない球団の一つ。

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2015年1月19日のニュース