イチロー移籍先候補 オリオールズ、ブルージェイズも

[ 2015年1月19日 05:30 ]

ヤンキースからFAとなったイチローの移籍先にマーリンズが最有力候補として浮上した

 正右翼手を探すオリオールズは、ブルージェイズからFAのラスマスを1番手に交渉を進めている。しかし、交渉は長引いており、破談となれば再びイチローへの動きを強める可能性はある。

 このオフはクルーズ、マーカーキスと2人の外野手がFAとなり、他球団へ移籍。不動の中堅ジョーンズを除いて流動的だ。ブルージェイズは右翼はバティスタ、左翼はソーンダースがレギュラー。中堅を若手のポンペイとピラーで争わせる方針だが、いずれも実績がなく、不安は残る。

 ≪イチローの今オフ経過≫

 ▼14・9・28 シーズン最終戦のレッドソックス戦で、現役最終打席のジーターにつなぐ2点適時三塁打。初めて規定打席に到達せず「今から162試合やれと言われてもできる」。

 ▼11・3 大リーグ専門テレビ「MLBネットワーク」に出演。「チームは分からないけれど、来季も大リーグでプレーするつもり」と断言。

 ▼11・10 GM会議に出席したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが来季構想からイチローが外れていることを明かす。「(外野4番手の)ヤングと再契約できた。外野の陣容は現段階で整っている」

 ▼11・11 新代理人のジョン・ボッグス氏がGM会議会場で移籍先の条件について言及。「重要なのはプレー機会、打席数を与えてくれるチーム。加えてアイコン(象徴的存在)としての価値を評価してくれるか」

 ▼12・23 愛知県豊山町で行われた「イチロー杯」閉会式に出席。あいさつでは「今年の僕がみんなに何を伝えられるかというと、我慢ということではないかと思います」と語る。

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2015年1月19日のニュース