ジーター後継者は「サー」の爵位持つ24歳のグリゴリアス

[ 2014年12月13日 15:55 ]

ヤンキースへの移籍が決まったディディ・グリゴリアス内野手 (AP)

 ジーターの後継者候補としてトレードでダイヤモンドバックスからヤンキースに移籍し

たディディ・グリゴリアス内野手(24)が、「サー」の爵位を持つことが分かった。12日(日本時間13日)、滞在するオランダ領キュラソー島から電話での入団会見に応じ、自ら明らかにした。

 「確かに何人かには“サー・ディディ”と呼ばれる。でも単に“ディディ”で何の問題もないよ」。

 オランダ・アムステルダム出身のグリゴリアスは、11年のIBAFワールドカップでオランダ代表の初優勝に貢献。当時はレッズ傘下マイナーに所属しており、打率・265をマークしてギリシャ戦では2ランも放った。欧州勢では1938年のイギリス以来、73年ぶりの快挙を祝い、大会後にはスポーツ大臣から「サー」の爵位が全24選手に贈られることが発表された。

 英語、オランダ語、スペイン語、パピアメント語と4つの言葉を操るクアドリンガル。
今季は80試合で打率・226、6本塁打、27打点。来季は偉大すぎるレジェンドの穴
を埋めるべく、正遊撃手としての起用が期待される。掛かる重圧は大きいが「ずっとニューヨークでプレーしたかった。ジーターはジーターのままだ。まだ僕は学ぶことが多いし、ただ勝利のために試合に集中するだけ」と新天地でのプレーへ意気込んだ。

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2014年12月13日のニュース