3年に及ぶ闘病の末…秋山前監督「妻の顔が強く心に」

[ 2014年12月13日 05:30 ]

09年、グアム旅行に出発する(左から)真凜さんと千晶夫人、秋山監督

 ソフトバンクの秋山幸二前監督(52)が12日、55歳で9日に死去した妻、千晶(ちあき)さんへの思いを発表した。

 球団を通じて文書で「ホークスの日本一達成の日、一緒に喜んでくれた妻の顔が強く心に残っています。一緒に戦ってくれたと思っています」と感謝の言葉をつづった。球団によると、死因は脳腫瘍の中でも最も悪性度が高いとされる神経膠芽腫(こうがしゅ)だったという。

 秋山前監督は「3年に及ぶ闘病生活も一生懸命頑張り、家族を支え、尽くしてくれました。悲しく、寂しい気持ちでいっぱいです。闘病中は、何一つ愚痴も漏らさずに家族と明るく接してくれました。今は“感謝”と“ありがとう”の言葉で妻を送りたいと思います」とコメントした。

 千晶さんは9日に福岡市内の自宅で死去。葬儀・告別式は既に近親者のみで行われた。

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2014年12月13日のニュース