ヤ軍GM 黒田に残留ラブコール「まだ答えは来ていない」

[ 2014年12月13日 05:30 ]

ヤンキースからFAとなった黒田

 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(47)は11日(日本時間12日)、FAとなった黒田博樹投手(39)との再契約へラブコールを送った。

 黒田は現役を続行するか、古巣の広島復帰も含めて検討中。同GMは「もちろん彼の意思を尊重するが、私たちと一緒にプレーし続けてほしい。今季も素晴らしい投球を見せてくれた。引退する必要はない」と熱を込めて話した。

 黒田は今季32試合に先発し11勝9敗、防御率3・71。5年連続の2桁勝利を挙げた。既に5球団以上が獲得に乗り出し、古巣ド軍も年俸1500万ドル(約17億8500万円)前後の1年契約をオファー。しかし、黒田同様にヤ軍をFAとなった右腕マッカーシーがド軍と4年契約に合意したことで、ド軍復帰の可能性が低くなると同時に、ヤ軍の本気度が高まった。

 キャッシュマンGMは「まだ(黒田側から)答えは来ていない」と現状を説明。FA市場に昨季のサイ・ヤング賞右腕シャーザー(タイガースからFA)も残ってはいるものの、ヤ軍のポイントである先発補強が進まない中で、黒田の動向が鍵となりそうだ。

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2014年12月13日のニュース