今成、マエケンキラー復活や「投げやすいと思われてはダメ」

[ 2014年12月13日 08:57 ]

元近鉄ローズモデルのグラブをつけた児童をさらって帰ろうとする今成

 阪神・今成が“マエケンキラー”復活を誓った。広島・前田健とは昨年、レギュラーシーズン9打数5安打の打率・556と得意にしていたものの、今季は苦戦。レギュラー奪取へ向けてライバル球団の大黒柱を再び“カモ”にする。

 闘志をかき立てられたのは小学生からの「苦手なピッチャーはいますか?」との問いだった。「前田健太は僕のことを嫌いだそうです」と答えた。しかし、悔しさがこみ上げたのも事実だった。

 イベント後に「今年は打てなかった」と明かしたように9打数2安打、打率・222と快音はなかなか響かなかっただけに「バッターはピッチャーから嫌われるようにならないといけない。投げやすいと思われてはダメ」と来季は再びライバル球団の絶対的エースを打ち込むべく、リベンジに燃える。ただ「マエケン」に固執しないことも強調した。

 「得意、不得意は関係ない。どのピッチャーでもコンスタントに打てるようにしたい」。どの球団の、どんなタイプの投手と対峙(たいじ)しても苦手意識を作ることなく、バットを振り抜くつもり。球界に“今成注意報”が発令された時、レギュラーの座が見えてくる。

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2014年12月13日のニュース