京大・田中が「31」引き継ぐ 俊介エール「“英祐”の番号に」

[ 2014年12月11日 12:02 ]

<ロッテ新人施設見学>QVCマリンのマウンドでシャドーピッチングを披露する田中英祐

 ロッテは11日、新人7選手の背番号を発表した。ドラフト2位指名で、京大・田中英祐投手(22)は13年まで渡辺俊介投手(38)が付けていた「31」に決まった。

 今季、米独立リーグのアトランティック・リーグ、ランカスターでプレー、現在ベネズエラリーグのレオネス・デル・カラカス所属の渡辺が球団を通じて田中に「入団前から野球以外の事でも注目されることは大変かと思います。ただ、それは、負担にも、活力にもなりえます。勝負の世界では勝ち続けなくては生き残れません。ご両親から『地獄を見て来い』と送り出されたという記事を見ました。その言葉の本当の意味をこれから理解していくと思います。それと同時にこの世界でしか見ることが出来ない素晴らしいものがたくさんあります」と、京大からプロに飛び込む後輩にエール。

 さらに、背番号を引き継ぐことについて「野球選手にとっての背番号は名前のようなものです。『しゅんすけ』ではなく、『えいすけ』の番号として千葉ロッテの31番という名前をもっともっと大きな存在にしてくれると期待しています」と期待していた。
 
 ドラフト1位の中村奨吾は23。3位の岩下大輝は46。4位の寺嶋寛大は35。5位の香月一也は57。6位の宮崎敦次は48。7位の脇本直人が62となっている。

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