アストロズが元チームメートの2投手と契約合意「楽しくなりそう」

[ 2014年12月11日 10:07 ]

アストロズへの移籍が決まったグレガーソン投手 (AP)

 米メディアは10日、アスレチックスからフリーエージェント(FA)となっていたルーク・グレガーソン(30)、同じくカージナルスからFAとなっているパット・ニシェク(34)2投手をアストロズが獲得したと報じた。

 3年総額1850万ドル(約21億8千万円)で契約合意したグレガーソンは09年にメジャーデビューして以来、435試合に登板している鉄腕セットアッパー。10年には当時のメジャー記録となる40ホールドをマークしてている。今季も持ち味のスライダーを武器に72試合に登板して22ホールド、防御率2・12と相変わらず安定した投球を見せ、チームのポストシーズン進出に貢献した。

 グレガーソンと同じくカージナルスでセットアッパーとして活躍したニシェクは2年総額1250万ドル(約14億7千万円)で契約合意。今季はマイナー契約からスタートしたものの開幕直前にメジャーへ昇格すると、71試合に登板して25ホールド、防御率1・87と活躍し、今夏のオールスターにも初選出された。

 一気にブルペンが強化されたアストロズ。実はこの2投手は11年のパドレス在籍時に共にプレーしており、そして、すでに今季からアストロズでプレーしているベテラン右腕のクオルズも同年にパドレスに在籍していた。ニシェクは「グレガーソンとクオルズのことは大好きだし、アストロズでのプレーは楽しくなりそうだね」と気心知れた元同僚と再びプレーできることを喜んだ。

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