巨人・西村が先発転向 改革第4弾!原監督「新しい巨人へ重要」

[ 2014年11月18日 06:10 ]

ブルペンで西村(右)と話す原監督

 巨人の西村が、来季は先発に転向することが決まった。川崎市のジャイアンツ球場での秋季キャンプ。原監督はブルペンで投球練習を終えた西村のもとに歩み寄った。

 「来季は先発のつもりで考えている。先発の中での競争を考えながら、オフを過ごしてくれ」。11年以来4年ぶりの先発復帰に西村は「今年は中継ぎで貢献できなかった。いい機会と思ってしっかりやっていきたい」と決意をにじませた。昨季はセーブ王に輝いたが、今季は49試合で4勝4敗16ホールド、防御率2・98と不調に終わった。

 原監督は先発に転向させる上でチェンジアップの習得も促した。早速ブルペンで試投した西村は「僕には緩急がないので。習得できるようにしたい」と痛感した。「原改革第4弾」。今オフは正捕手・阿部の一塁転向、新人内野手・和田の捕手テスト、沢村の救援転向を決めてきた指揮官は「西村と沢村が変わるのも不思議ではない。新しい巨人をつくる上でも重要なこと」と説明した。西村と沢村の配置転換で、投手陣の活性化を図る。

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