大瀬良 マエケンと自主トレへ「いろんなことを聞くチャンス」

[ 2014年11月18日 05:30 ]

湯布院リハビリキャンプで温泉に入る(後列左から)江草、永川、石原、大瀬良、中田、野村、(前列左から)中崎、一岡

 広島の主力投手ら8選手が17日、大分・湯布院でリハビリキャンプに入った。新人イヤーに10勝を挙げた大瀬良は、シーズンで疲れた体を癒やしながらも今後に目を向け、今オフの自主トレを前田健とともに行うことを明らかにした。

 今春キャンプから薫陶を受けてきたエースと、東京都内のジムで汗を流す計画。「一緒に練習させてもらえる時間は貴重でありがたい。いろんなことを聞くチャンスだと思う」と話した。

 トレーニング面を参考にすることはもちろん、最大の狙いは「考え方」の吸収だ。この1年を「いい時と悪い時の差が激しかった」と振り返る。今季4・05だった防御率を2点台後半にすることが来季の目標で、「悪い時、投球の軸にする球を、どう考えておられるのか聞きたい」と問題意識をぶつける構えだ。

 秋季キャンプ中に日米野球第1戦を観戦。前田健の投球にまたしても感銘を受けた。「野球している時以外は気さくで優しいお兄ちゃんなのに、テレビ越しに見るとすごいな…って。ああいう立場、舞台で投げてみたい」。身近な尊敬する存在に少しでも近付くため、全てを吸収してみせる。

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2014年11月18日のニュース