大谷、毎回の7奪三振も2失点反省「勉強になること多かった」

[ 2014年11月18日 21:42 ]

<侍ジャパン・大リーグ選抜>3回を終え、厳しい表情でベンチへ引き揚げる大谷

 今年の日米野球で初めて先発マウンドに立った大谷は4回を68球、6安打2失点の結果に「勉強になることが多かった」と振り返った。

 初回は「先制点をやらないように力を入れた」と、先頭アルテューベに右前打された後は3者連続三振。2死からは4番・ロンゴリアを160キロ直球で仕留めた。「ボールの違いもあったし、マウンドもちょっと固かったが、自分の持っているものというか、そういうので勝負できたので、打たれる場面もあったが、すべて含めて勉強になった」。

 2回以降は「球数を減らしたかったので少し力を抜きながらいったが、特に先頭を出してしまったのは反省点」と大谷。3回には連打で無死一、三塁とされ、捕逸で1点を献上。なおも無死三塁からアルテューベの遊ゴロの間に2点目を失った。

 適時打は許さず、毎回の7奪三振。それでも4回2失点での降板には悔しさが残った様子。「収穫は多かったので、次に向けてやり直したいと思う」。憧れのメジャーとの初対決を大きな財産とし、大谷はさらなる成長を心に期していた。

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