青木、打撃練習で快音「気分よくできた」 球団首脳も高評価

[ 2014年10月8日 07:33 ]

リーグ優勝決定シリーズに向け、打撃練習をするロイヤルズ・青木

 米大リーグ、ロイヤルズは10日(日本時間11日)からオリオールズとのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)に臨む。7日は本拠地カンザスシティーで約1時間半調整し、青木は打撃練習などで汗を流した。

 地区シリーズ第3戦で3安打を放った青木は、快音を響かせながらライナー性の当たりを連発。「気分よくフリー打撃ができた。(感触は)いいです」と晴れ晴れとした表情だった。

 通算3154安打で野球殿堂入りしているブレット球団副社長が練習を見守り、今季に飛躍した選手として「リーグが変わっても打率2割8分台を打った青木、守備が安定した(遊撃手の)エスコバル、開花した(外野手の)ケーン。この3人にとっては素晴らしいシーズンになった」と高く評価した。

 ロイヤルズはブレット副社長が主力だった1985年以来29年ぶりのワールドシリーズ進出を目指す。敵地ボルティモアでの第1戦に向け、青木は今季両リーグ最多の40本塁打を記録した強打者の名前を出し「クルーズらの前にランナーを出さないような守備をしたい」と意欲を示した。

 チームは今季のオリオールズ戦を4勝3敗で勝ち越し、青木は29打数10安打、3割4分5厘の高打率をマークしている。(共同)

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2014年10月8日のニュース