和田監督去就は先送り シーズンに集中…定例報告会で確認

[ 2014年10月1日 05:30 ]

<神・D>甲子園での最終戦を終えセレモニーでファンに頭を下げる和田監督(手前)

 阪神は30日、大阪市福島区の阪神電鉄本社で坂井信也オーナー(66)への定例報告会を行った。3年契約最終年の和田豊監督(52)の去就についても話し合われたが、結論は先送りとなった。

 坂井オーナー、南信男球団社長(59)ら球団首脳が会談。今シーズンの順位が最終決定していないことに加え、11日からはクライマックスシリーズも控えていることから引き続き、慎重に推移を見守ることが確認された。

 球団では和田監督の来季続投を基本方針としているが、来季契約を結ばない場合は次期監督として、元監督の岡田彰布氏(56=野球評論家)を最有力候補としている。自力2位は消滅したが、1日の広島戦に勝てば逆転2位の可能性が残る。チームをシーズンに集中させるためにも、監督問題はしばし封印となった。

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2014年10月1日のニュース