呉昇桓 5連投なんの!39S目「常に出番はあると思っていた」

[ 2014年10月1日 22:04 ]

<広・神>最後を抑えた呉昇桓(右端)はナインとハイタッチ

セ・リーグ 阪神4―2広島

(10月1日 マツダ)
 阪神の守護神・呉昇桓(オ・スンファン)が5連投となる今季最終戦に8回途中からまたぎ登板。1回2/3を無安打無失点に抑え39セーブ目を挙げた。

 2点リードの8回1死一、二塁のピンチで出番は訪れた。ロサリオを三ゴロ、堂林を空振り三振に斬って後続を断ち、またぎ登板となった9回も3者凡退で締めた。

 「勝ったことは凄く良かった。5連投というのはチームがこの状況なら常に出番はあると思っていた」。最多セーブ王のタイトルはすでに確定させていたが、今季最終戦で39セーブ目を挙げ花を添えた。

 クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの本拠地開催権が懸かる2位を目指しての大一番。試合前、中西投手コーチからも「8回から行くぞ」と声をかけられたが、望むところだった。

 11日にCSファーストステージが開幕する。「時間があるのでしっかり準備して、阪神タイガースが必ずいい結果を出せるように頑張りたい」。チームの命運はその右腕にかかっている。

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2014年10月1日のニュース