巨人 今季初4番・阿部四球から能見攻略 大竹5勝目

[ 2014年5月9日 21:05 ]

<神・巨>7回1死満塁、代打・井端の三塁への適時内野安打に喜びを爆発させる(左から)阿部、アンダーソン、大竹、片岡、藤村

セ・リーグ 巨人4―2阪神

(5月9日 甲子園)
 巨人が中盤以降に阪神・能見から4点を奪い、今季甲子園初勝利を挙げた。

 打線を組み替え、前日のDeNA戦で3安打5打点の阿部が今季初めて4番、故障で出場選手登録を抹消された橋本に代わって昇格した大田が「8番・中堅」に入る新オーダーで臨んだ一戦。

 同点の7回、先頭の阿部がストレートの四球で出塁すると、ロペスの左翼線二塁打と長野の三遊間を破る適時打で勝ち越し。なおも1死満塁から大竹の代打・井端の三塁への適時内野安打と坂本の中犠飛で、この回3点を勝ち越した。

 その裏、2番手の西村が1点を失ったものの、代わった久保が後続を断ち、その後も継投でリードを守り切った。先発の大竹は6回1失点で5勝目。チームは3戦全敗だった甲子園で今季初勝利を挙げた。

 阪神はこの日、本拠・甲子園球場の90周年を記念して、球場を象徴する緑色が基調のユニホームで登場。ここまで今季10勝2敗と驚異的な強さを発揮する本拠で、能見が5回2死までパーフェクト投球、4回にゴメスの先制ソロなど序盤、優勢に試合を進めたが、7回に能見が崩れてチームは今季初3連敗。2位浮上はならなかった。

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2014年5月9日のニュース