今季2度目の“白星おかわり”!中村V打で5月“貯金1”

[ 2014年5月9日 22:30 ]

<ソ・西>試合後、ファンの声援に応える西武・中村

パ・リーグ 西武6―4ソフトバンク

(5月9日 北九州)
 西武が首位ソフトバンク相手に12安打6得点。エース・岸が7回4失点と試合をつくり、打線のつながりで勝ち切った。

 決めたのは「5番・DH」の中村だ。4―4の同点の9回、連打で無死一、三塁の好機に打席に入ると、その初球をレフト前に弾き返した。「前のバッターがしっかりつないでくれたんで、ちょっと形は悪かったが、いいところで打てて良かった」。

 勝ち越しの決勝打。インタビューでは淡々と語った中村だが、4月1、2日のロッテ戦(QVC)以来となる今季2度目の連勝に、逆襲への手応えも感じ取っている。「まだ最下位ですけど、一つずつ勝って順位を上げていければ。きょうも打線はいいつながりがあった。これからどんどん打線の調子が上がってくればと思う」。

 開幕当初から低迷を続けるチームだが、中村が1軍復帰した4月25日のソフトバンク戦(ヤフオクD)以降は6勝6敗の勝率5割。5月に限っては、この日の勝利で4勝3敗となり、一つ勝ち越した。今季13勝22敗と苦しい借金生活はまだ続くが、中村がバットでチームを上昇気流に乗せていく。

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