谷繁監督初陣白星 韓国・KIA相手に大量9得点

[ 2014年2月16日 05:30 ]

<中日・KIA>4回、堂上剛の右中間二塁打で生還した藤井(左から2人目)らとハイタッチする谷繁兼任監督(同3人目)

練習試合 中日9―4韓国・KIA

(2月15日 北谷)
 新指揮官が「初陣」を飾った。中日は15日、谷繁元信兼任監督(43)就任後の初実戦となる韓国・KIA戦(北谷)に9―4で快勝。出場機会はなかったが、ベンチからじっくりと戦況を見守り、時折、コーチ陣と話し込むなど昨年までとは違う姿を披露した。

 「(ベンチでの気持ちは)やっぱり違う。今までは監督がどうするのかなと考えていた場面で、自分が決めるんだから。それはまるっきり違う」

 濃紺のジャンパーを一度も脱がず、ユニホーム姿での采配はお預けとなったが、こまめな交代で出場予定だった25人を全員起用。「どういうものを表現してくれるかを見ながらやっていた。ベンチにいる選手は全員使いたかったので」と納得の表情で振り返った。

 試合は初回、この日は3番だったが4番の最有力候補のルナが「ボールを強く打つことを心がけた」という左越えソロを放ち先制。2度のシート打撃に続き、実戦形式で3連発となった助っ人がアピールすると、和製4番候補の平田も左中間二塁打を含む3打数2安打と譲らなかった。結局、11安打9得点の猛攻で大勝。新生・ドラゴンズが上々の滑り出しを見せた。

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2014年2月16日のニュース