大谷もう最速151キロ 4回4K「ぶつける気持ちで」

[ 2014年2月16日 05:30 ]

<日・D>2回から登板した大谷

練習試合 日本ハム4―2DeNA

(2月15日 宜野湾)
 ギアを一段上げた。4回1死。日本ハム・大谷は3番・梶谷を148キロ直球で空振り三振に仕留めると、4番・ブランコを迎えた。追い込んで外角のスライダー。2者連続で空振り三振を奪い「狙い通り。曲がりが大きかったので、ぶつけるくらいの気持ちでいったのが良かった」とうなずいた。

 先発・斎藤の後を受け、4回を2安打無失点。4三振を奪い、最速は151キロを計測した。全てセットポジションで57球を投げ、「(ワインドアップだと)バランスが悪いので、(厚沢)投手コーチと話し合ってやっている」と説明した。

 今キャンプでは同コーチと連日のネットピッチング。テークバックやリリースポイントの位置の修正が早くも実を結んだ。

 8日の紅白戦(名護)では2回2安打無失点。制球面では課題を残していたが、栗山監督は「力んだ時にバラバラになると思ったけど、最低限に収まった」と評価した。2試合で6イニングを無失点。次回登板はチームのオープン戦開幕となる22日のロッテ戦(名護)で「ストライク先行でしっかり低めに決められれば」。結果は出して当たり前。開幕ローテーション入りへ、二刀流2年目の19歳が成長を見せている。

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2014年2月16日のニュース