落合GM マサに50歳まで現役指令!大幅ダウンも「ありがたい」

[ 2013年11月7日 06:00 ]

落合GMから「50歳まで現役」を確約された山本昌

 鬼GMが、まさかの「50歳まで現役指令」だ。中日の山本昌投手(48)が6日、名古屋市内で契約交渉に臨み、2000万円減の年俸4000万円で更改。野球協約の減額制限いっぱいの25%を上回る33%の大幅ダウンとなったが、交渉役の落合GMから50歳となる再来年までの契約を保証され、納得のサインとなった。

 「複数年とかじゃないんですけど、GMが“やれ”というので。命令ですね。狐につままれたような感じですけど、そう言っていただけるのはありがたいです」

 来季は、浜崎真二(元阪急)が持つ48歳10カ月の最年長出場記録の更新を狙う左腕。ただ、オレ流GMはそのさらに先を見ていた。来季の年俸を抑える代わりに、前人未到の50歳登板が懸かる再来年の契約までを約束。ただし、複数年契約にはせずに来年も緊張感を持って勝負させる。監督時代同様、契約交渉でも絶妙の「采配」で大ベテランの意欲をかきたてた。

 落合GMは「契約はしたよ。50まで頑張ればいいじゃん」とだけ話したが、独特のアイデアとそれを実行する決断力を新たなポストでも遺憾なく発揮。これには変幻自在の投球術を誇る山本昌も「GMが“50まで見たい”ということなので、できるかどうか分からないけど頑張ります」と降参するしかなかった。

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2013年11月7日のニュース