平田2軍監督、元三遊間コンビの掛布DCと“ホットライン”

[ 2013年11月7日 08:58 ]

<阪神キャンプ>強化走を終えた野手陣と談笑する掛布DC

 阪神・平田勝男2軍監督(54)が6日、安芸秋季キャンプで若虎の指導に当たっている掛布DCと頻繁に電話で連絡を取り合って、矯正ポイントを通達していることを明かした。

 「森田(の修正点)は(軸足の)左足の突っ張りかな。中谷は“あれだけ飛ばすのに何でシーズンで2割ちょっと(・201)しか打てないんだ”とかね。中谷は小器用なところがあるから…」

 現役時代は三遊間コンビを組み、85年の日本一に貢献した2人。常々「掛布さんの打撃理論は十分に理解している」と話す指揮官は、遠く安芸で奮闘する若手の成長を楽しみにしている。

 「夜は隼太、中谷らに、スポンジボールを正面から投げて打たせる練習をしているそうだ。僕も現役時代に一緒にやった」。その練習効果を知るからこそ出る、信頼の言葉。開通した“ホットライン”の威力は抜群だ。1年間、選手をそばで見てきた平田2軍監督と、新鮮な目で見る掛布DC。結成した強力タッグで、殻を破り切れない多くの若虎の尻を叩いていく。

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2013年11月7日のニュース