メッセ“上から目線” 残留条件突きつけた「単年では良くない」

[ 2013年10月17日 08:38 ]

手を上げ出発ゲートに向かうメッセンジャー

 今季で2年契約が終了し、来季の去就が注目される阪神のランディ・メッセンジャー投手(32)が16日、関西空港から帰国した。残留の条件として複数年の大型契約は当然だと主張するなど上から目線の姿勢で、メジャー復帰の可能性もチラつかせた。

 「アメリカのオファーを見てみたい。複数年なのか、金額の面もね。そういうものを考慮してタイガースのオファーがどうなのか。年齢的にも(メジャー再挑戦の)良いタイミング。肩、肘も1番良い状態だからね」

 来日4年目の今季は開幕投手を務め先発ローテーションを死守。3年連続の2ケタ勝利となる12勝をマークし自身初タイトルとなる奪三振王にも輝いた。シーズン中には古巣のマリナーズを含むメジャースカウトが何度も視察に訪れていた。

 「日本ではタイガース以外でやろうとは思っていない」と話しながらも「(複数年は)もちろん。単年(契約)では良くない。十分な仕事をしてきたつもり」と“けん制”し「和田監督、鳥谷、西岡…。全員が戻って来てほしいと思っているだろう」と、どこまでも強気で去っていった。

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2013年10月17日のニュース