菅野 セCS初完封でマエケンに投げ勝った!「前回のリベンジ」

[ 2013年10月17日 21:05 ]

<巨・広>5回2死木村の打球を寺内が軽快にさばくと菅野はグラブをたたいて喜ぶ

セ・リーグCSファイナルステージ第2戦 巨人3―0広島

(10月17日 東京D)
 巨人・菅野が大一番でプロ入り最高のピッチングを見せ付けた。レギュラーシーズンでは1完投で完封は経験がなかったが、CSファイナルステージ第2戦で3安打11奪三振完封。9回に一発が出れば逆転のピンチを背負ったものの、ほぼ完璧に広島打線を封じ込めた。

 完投、完封ともにセ・リーグのCS史上初。「最後まで投げるというのは意識していなかったんですけど、短期決戦なので少しでもリリーフの方を休ませるという意味では良かったと思います」と満面の笑みを浮かべた。

 11奪三振は07年の第2ステージ第2戦の巨人戦で中日・中田賢が記録した数字と並んで最多タイ。ヒーローインタビューで聞かされると「そんなに取ったって知らなかったですけど、また次のゲームの励みにしてきればなと思いました」と話した。

 レギュラーシーズンで広島・前田健と対戦したときは5回5失点(前田健は7回無失点)。圧倒的な差を見せ付けられたが、「前回投げ合ったときにものすごいふがいないピッチングをしてしまったので、リベンジということで。チームも勝ててすごく良かったと思います」とセ・リーグのエースに投げ勝ち胸を張った。

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2013年10月17日のニュース