大地 マー討ち自信「勝つイメージしかない」 

[ 2013年10月17日 06:00 ]

伊東監督(後方)が見守る中、打撃練習する鈴木

パ・リーグCSファイナルS第1戦 楽天―ロッテ

(10月17日 Kスタ宮城)
 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は17日に開幕。西武とのファーストステージ第3戦で決勝弾を放ったロッテ・鈴木大地内野手(24)は、田中討ちに自信をのぞかせた。

 初戦を翌日に控え、鈴木のモチベーションは最高潮に達していた。「今は勝つイメージしかない。勢いはうちの方が間違いなく上」。田中への苦手意識はみじんもない。昨季は5打数2安打。今季は11打数3安打ながら、7月26日(Kスタ宮城)には先制ソロ本塁打を放った。同戦は最後にサヨナラ負けを喫したが、9回表まで2―1。田中をもっとも追い詰めた試合だった。仙台入りした15日には新幹線の車中で同戦の映像を見ながら攻略のイメージを高めた。「やみくもにぶつかっても砕けるだけ。映像を見ると傾向も分かってくる」とイメージトレーニングは完了した。

 3年前の「下克上」の再現に向けて、伊東監督もチームの合言葉を新たにした。ファーストSの「とりあえず仙台」から今度は「鴨川はまだ早い!」。千葉県鴨川市は秋季キャンプ地。「一日でも長く野球(試合)をやりましょうということ」と指揮官も楽しんでいる。

 ▼ロッテ・井口(田中から今季打率・364)気持ち的にはこっちが有利。(楽天は)ピリッとした試合をやっていない。向こうの方が硬くなる。

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2013年10月17日のニュース