ロッテ メジャー555発ラミレス獲り 伊東監督「強い時に補強を」

[ 2013年6月18日 06:00 ]

レッドソックス時代のラミレス

 ロッテが、メジャー通算555本塁打を放ち、現在は台湾・義大ライノズでプレーするマニー・ラミレス外野手(41)の獲得に乗り出す可能性が17日、浮上した。

 かねて伊東勤監督(50)は「まだまだやれるでしょ。お客さんも呼べる」とラブコールを送ってきたが、戦力補強について林信平球団本部長(52)は「編成について監督の考えは最大限尊重したい」と強調。現場トップの意向をくむ構えを示した。

 首位に立つロッテだが本塁打数はリーグ5位の41本と大砲不在は明らか。「メジャーのようにチームが強い時に補強をしたい」と指揮官はDHを任せられる強打者を補強ポイントに挙げている。ラミレスは、今季からプレーする台湾リーグで49試合に出場し、打率・352、リーグ2位の8本塁打をマークしており、実力は申し分ない。

 ラミレスの台湾での月給は約240万円で、国外球団からオファーがあった場合は、移籍できる契約となっている。補強が可能な7月31日までロッテの動向から目が離せない。

 ◆マニー・ラミレス 1972年5月30日、ドミニカ共和国生まれの41歳。91年ドラフト1巡目でインディアンスと契約。00年オフにFAとなりレッドソックスへ移籍。2度の世界一に貢献も、08年に三角トレードでドジャースへ。その後はホワイトソックス、レイズでプレー。メジャー通算2302試合で打率・312、555本塁打、1831打点。1メートル83、102キロ。右投げ右打ち。

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2013年6月18日のニュース