大谷 摂津撃ち二塁打!8番で先発、チーム唯一の長打

[ 2013年4月5日 21:25 ]

<日・ソ>2回2死、日本ハム・大谷が左中間二塁打を放つ

パ・リーグ 日本ハム1―6ソフトバンク

(4月5日 札幌D)
 日本ハムの札幌ドーム開幕戦。地元ファンにお披露目とばかりに、8番・右翼で先発出場した大谷がいきなり魅せた。2回2死走者なしで迎えた第1打席。ソフトバンク先発の沢村賞右腕・摂津の投じた初球のストレートを叩く。左中間を深々と破る二塁打に大歓声が沸き起こった。初対戦となった沢村賞右腕の配球を読んだ。1打席目の初球から決め球の変化球を見せないと考え「ストレートが来たらしっかり振ろう」と決めたという。

 5回、先頭で第2打席。1ボール1ストライクからの3球目。外角へ落ちるシンカーをうまく捉えたが、惜しくも二直に。第1打席で直球を痛打された摂津は、3球全て変化球を投じた。

 1―6で迎えた7回。日本ハムは稲葉が右前打、アブレイユ四球で無死一、二塁に。続く大引は二ゴロ併殺。2死三塁で大谷が第3打席に入った。カーブが2球外れた後の直球を空振り。4球目の直球はボールに。5球目の直球はカットしフルカウントになったが、最後はカーブを空振りし三振。摂津に軍配が上がった。

 終わってみれば、日本ハムの長打は大谷の二塁打だけで1―6完敗。最もスタンドが盛り上がったのが2回という、喜び切れない本拠デビュー戦となった。それでも「だいぶいい感じでスイングできている」と手応えも感じた様子だった。

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