黒田、右手指に打球…次回登板は微妙 指揮官「様子見て」

[ 2013年4月5日 06:00 ]

<ヤンキース・レッドソックス>2回、ビクトリノの打球が右手中指に直撃したヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース4―7レッドソックス

(4月3日 ニューヨーク)
 ヤンキース・黒田が3日(日本時間4日)のレッドソックス戦で今季初先発も2回に打球を右手中指に受け、自己最短となる1回1/3、4安打2失点で敗戦投手となった。

 先頭ビクトリノが放ったライナーに本能で反応した。「知らないうちに手が出ていた」。だが、打球は右手中指をかすめて、中前へ抜けていった。

 続投を志願したが、気温5度。寒さが打撲した指の感覚をさらにマヒさせた。その後は押し出し死球を含む3四死球。「僕の中ではもう限界。キャンプからずっと調整してきて早い回で代わるのは悔しい」。骨に異常は見られなかったが、次回登板は微妙だ。黒田は中4日で8日(日本時間9日)インディアンス戦の先発へ意欲を失っていないが、ジョー・ジラルディ監督は「様子を見ながら」と慎重だ。本拠地で78年ぶりとなる開幕レッドソックス戦での2連敗。不安に満ちた幕開けとなった。

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