ルーキー則本2戦目でプロ初勝利「母校の名前残したい」

[ 2013年4月5日 22:22 ]

プロ初勝利を挙げ、ポーズをとる楽天・則本

パ・リーグ 楽天17-5ロッテ

(4月5日 Kスタ)
 楽天のドラフト2位ルーキー・則本が6回2失点と好投し、パ・リーグの新人では一番乗りとなるプロ初勝利を挙げた。試合後にお立ち台では「思った以上に最高です」と本拠地ファンの歓声に応えた。

 パ・リーグで55年ぶりとなる新人開幕投手に抜てきされたものの、7回途中4失点で敗戦投手となった則本。初勝利を目指して臨んだこの日は初回から牧田の3ランなどで4点を奪ったのを皮切りに打線が爆発。大量援護の元で伸び伸び投げた則本は、2点を失った3回を除けばほぼ完璧に抑え込んだ。

 「野手の皆さんに打っていただいて勝たせていただいた試合なので、野手に感謝したいです」と大量17点を奪った打線に感謝。ウイニングボールはまだ手元に届いていないと話したが、「今度家族に渡したいです」と顔をほころばせた。

 母校の三重中京大は今年限りで閉校となる。「大学はなくなってしまいますが、僕が活躍すれば(大学の)名前が残るので、もっともっと活躍して、三重中京大学の名前を残していきたいです」と母校愛を見せた。

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