イチロー 車大破もケガなくホッ「どこにも問題ない。脳みそは別として」

[ 2013年3月4日 06:00 ]

<ヤンキース・タイガース>3回、見逃し三振に倒れたヤンキースのイチロー

オープン戦 ヤンキース10―3タイガース

(3月2日 タンパ)
 ヤンキースのイチロー外野手(39)が2日(日本時間3日)、キャンプ地のフロリダ州タンパ市内の幹線道路を運転中に、対向車線からの左折車に衝突する事故を起こした。幸いケガはなかった。

 一夜明けた3日(日本時間同日深夜)、イチローは通常通りにキャンプ地に現れ、事故の状況を説明した。それによると、帰宅途中の午後4時ごろ、球場から約3マイル(約4・8キロ)南下した付近を走行中、前方から直進してくるイチローの車に気づかずに左折してきた女性の運転する車に衝突。双方の車は大破した。

 気になる体の状態について、イチローは「体の見えている部分は、どこにも問題ない。脳みそは別として。エアバッグが作動するのは初めて見ました」と笑って話した。ヤ軍移籍後の昨年のプレーオフ期間中には、手に汗握る戦いに身を置き「何が起きるか分からない」と語った。この時の発言を引用し「こんな形で身をもって知ることになるとは思いませんでした。無事で何よりです」と胸をなで下ろした。

 今後は球団トレーナーの診察を受け、異常がなければ予定通り5日(同6日)のブレーブス戦に出場するという。複数の米メディアも即座に報じた事故。正左翼手グランダーソンら、主力の多くをケガで欠くヤンキースだけに「イチローは大丈夫だ」と話したブライアン・キャッシュマンGMはホッとした様子だった。

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2013年3月4日のニュース