松田 確信の内野安打 浩二監督からもお褒めの言葉

[ 2013年3月4日 06:00 ]

<日本・中国>5回無死、三塁内野安打で一塁に駆け込む松田

WBC1次ラウンドA組 日本5―2中国

(3月3日 ヤフオクドーム)
 一歩の差だった。1点リードの5回無死。松田(ソフトバンク)は140キロの直球に泳ぎ、三塁前へボテボテのゴロを打った時、確信した。

 「(自分は)前で打つから1歩目が速い。やったと思いました」。体の前でボールを捉えるスタイルは、前へ突っ込む分、右打席でも1歩目が速く踏み出せる。その分、セーフになった。さらに1死二塁から相手の暴投に迷わず、スタート。三塁を陥れ、内川の右前適時打で貴重な2点目のホームを踏んだ。2月26日の阪神戦(京セラドーム)では三盗に失敗し、山本監督に苦言を呈された。だが、この日は「(暴投の)隙を突いた彼らしい走塁だ」と指揮官も満足げに目を細めていた。

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2013年3月4日のニュース