連投の藤浪、望みつなぐ2失点完投!日本、韓国撃破!

[ 2012年9月6日 20:51 ]

韓国戦の5回、好送球でピンチを防いだ左翼手大谷(右)とタッチを交わす先発の藤浪
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 18U世界野球選手権第7日は6日、韓国のソウルで2次ラウンドの第2戦を行い、日本は地元・韓国と対戦。4―2で勝ち、第1ラウンドから持ち越した対戦成績を含め2勝2敗とした。韓国は1勝3敗。

 負ければ、優勝の可能性が消滅する大一番。日本は2戦連続で藤浪晋太郎(大阪桐蔭)が先発。2回以降は走者を背負う苦しい投球が続いたものの、粘りの投球で6回までは無失点。

 打線は韓国の左腕シム・ジェミンの前に5回まで2安打に抑えられていたが、6回に2連続四球と死球で無死満塁のチャンスをつくり、金子凌也(日大三)のニゴロで1点を先制。なお1死一、三塁からワイルドピッチで1点、さらに2死二、三塁とチャンスを広げ、ワイルドピッチと笹川晃平(浦和学院)の中前適時打で、計4点を奪った。

 流れが韓国に傾きかけたのは7回。藤浪が先頭打者にこの試合初めての四球を与え、1死後、失策と四球で満塁。8番打者に左翼線に2点適時二塁打を浴び、さらに四球で1死満塁。しかし、ここから藤浪が踏ん張り、韓国に追加点を許さなかった。6安打2失点完投。エースの力投で日本は決勝進出に望みをつないだ。

 日本は7日の2次ラウンド最終戦で米国と対戦。午前中の試合で台湾がコロンビアに勝ち、午後6時から行われる試合で日本が米国に勝った場合、日本の決勝進出が決まる。

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