中田賢「巨人戦だったらもうおらん」投球も広島から2季ぶり勝利

[ 2012年9月6日 22:39 ]

セ・リーグ 中日3-0広島

(9月6日 ナゴヤD)
 中日の中田賢は1回に1死三塁のピンチを招き、2回も2四球を与えた。球威も制球も欠き、権藤投手コーチは3回までの投球に「巨人戦だったらもうマウンドにおらん」と話したほど。だが、要所で集中力を発揮して8回途中まで投げ、無失点で耐えた。

 中田賢は広島から2季ぶりに勝利を挙げ「ふらふらしていたけど、最後の1本だけは打たれないように集中して投げた」と語った。

 7回無死一、三塁の好機でも代打を送られずに続投したが、8回は先頭から四球、安打で降板。ベンチの期待に応えられず「まだまだ課題はある」と反省しきり。それでも白星を呼び込み、「しんどかった」という高木監督を結果で安心させた。

続きを表示

2012年9月6日のニュース