日本崖っぷち!指揮官、藤浪と心中「行けるなら行こう」

[ 2012年9月6日 06:00 ]

<日本・コロンビア>5回に2失点し、悔しそうな表情の藤浪

18U世界野球選手権2次ラウンド 日本0―3コロンビア

(9月5日 木洞)
 この悔しさは志願の連投で晴らす。日本は2次ラウンド初戦でコロンビアと対戦し、0―3で敗れた。先発した大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(3年)が5回6安打3失点で降板し、公式戦では今年初黒星。1次ラウンドの対戦成績を持ち越すため、日本は1勝2敗となった。6日の韓国戦で敗れると優勝の可能性が消滅する。藤浪は連投を志願し、小倉全由監督(55)もエースを先発させる意向を示した。

 世界一へ、痛すぎる1敗を喫した。しかし、肩を落としている暇はない。藤浪はすぐに視線を次戦へと切り替えた。

 「あすも“行け”と言われたら、行けるように準備したい。先発でも行けるようにです」。エースの固い決意を受け、小倉監督も「あすも(先発は)あります。行けるなら行こうと思っている」と明かした。

 対戦したコロンビアは米大リーグ球団とマイナー契約済み選手が6人並ぶ強力打線。直球の最速は149キロに抑え、制球重視の投球を展開した。だがボール1個分高めに浮いた球を相手は逃さなかった。「外国のチームは大振りだが、コロンビアはシャープに振ってきて対応できなかった」。2回1死二塁から自らの暴投と捕手・森の三塁悪送球で甲子園の準々決勝・天理戦の9回以来29イニングぶりの失点を許し、5回にも失策が絡んで2失点。5回3失点で公式戦では今年初黒星を喫した。

 前日の雨天中止で1次ラウンドの全日程を消化できず、2次ラウンド初戦の相手が決まったのは試合開始の1時間前。藤浪はコロンビアの情報分析に集中できずにマウンドに上がる不運も重なった。2次ラウンドに進出した6カ国のうち、上位2カ国が決勝に進出。日本は6日の韓国戦で敗れると、優勝の可能性が消滅する。

 先発が予想された大谷は第1ラウンド初戦のカナダ戦で4回途中3失点KO。その大谷の不調もあって、藤浪は再び先発する。「もう負けることができないのでチームの勝ちにつながる投球をしたい」。日の丸のエースとして、このままでは終われない。

 ▼DeNA・高田繁GM 直球も速いし、変化球も良かった。国際球に慣れるまで時間がかかると思うけど、投球のバランスもいいし、何も言うことはない。

 ▽2次ラウンドの順位決定方式 6カ国で争われA、Bに分かれた1次ラウンドで対戦しなかった3カ国と戦う。1次ラウンドで戦った国同士の対戦成績も加えて行われ、成績上位2チームが決勝に進出。同3、4位で3位決定戦、同5、6位で5位決定戦が行われる。勝敗数で並んだ場合は当該チーム同士の(1)直接対決成績(2)得失点率(3)チーム自責点(4)チーム打率(5)コイントスの順で順位が決定する。

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