黒田 内容不満も13勝目 本音チラリ「たまにはこういう展開ないとしんどい」

[ 2012年9月6日 12:25 ]

先発したヤンキースの黒田

ア・リーグ ヤンキース6―4レイズ

(9月5日 セントピーターズバーグ)
 ヤンキースの黒田は5日、セントピーターズバーグでのレイズ戦に先発登板し、昨年と同じ自己最多タイの13勝目(10敗)をマークした。

 2度の逆転を演じたヤンキース打線だが、黒田もまた2度同点に追いつかれた。「相手の流れも良くて、ピッチングは苦労した」と話したが、2死無走者から四球がきっかけだったり、不用意な1球を本塁打にされたりと、らしくない投球に「内容が悪い中で勝てたのはチームにとっても僕にとっても大きい」と言うしかなかった。

 ただ、これまで味方打線の援護がなかった中で孤軍奮闘が目立っていただけに「たまにはこういう展開がないとしんどい」と本音も。負ければ、首位陥落の恐れもあっただけに、自己最多タイとなった13勝目は傷だらけとはいえ、価値あるものだった。

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2012年9月6日のニュース