中５日の大隣が大誤算…今季最短５失点ＫＯ

パ・リーグ ソフトバンク２－９西武

（9月6日 西武Ｄ）
　ソフトバンクがサヨナラ負けした前夜、主将の小久保は「あしたは大隣だし、絶対に勝たな」と言った。首位西武との３連戦３戦目。しかし、大隣は重圧をはねのけられず、今季最短の３回２／３を５失点で降板。自責は２点も「大事な試合と分かっていながら、こういう投球をしてしまい、申し訳ないのひと言」とうなだれた。

　逆転優勝へ重要なカードという認識から、今季１２勝の左のエースを中５日で起用し、摂津、大隣による必勝ローテーションを組んだ。狙い通りに摂津で先勝。今季は中５日の先発で好結果を残している左腕で、確実にもう１勝するはずだった。だがもくろみは外れ、首位とのゲーム差は６に開いてしまった。