藤村4打点!巨人 逆転快勝!優勝Mは24に

[ 2012年8月30日 21:24 ]

4回巨人1死満塁、藤村が右中間に走者一掃の逆転三塁打を放つ

セ・リーグ 巨人9-3中日

(8月30日 郡山)
 巨人が10安打で9点と効率の良い攻めを見せ、9―3で快勝。中日戦の連敗を4で止め、ゲーム差を再び6に広げて優勝マジックも24に減らした。

 ハーラートップ12勝のエース・内海は、今季最短タイの4回で8安打3失点KOと大誤算。だが、それを救ったのが打線だ。

 1―3で迎えた4回1死から阿部の右前打で反撃開始。ここから4連打で1点返し、さらに満塁で藤村が、中田賢の初球の甘い直球を叩き走者一掃の中越え三塁打。「先輩方がつないでくれたので、何とか打ちたかった。初めてああいう打球を打ったので、自分でどういう感じかわからなかったです。ガッツポーズも格好良くなかったですけど、うれしいです」とプロ初三塁打に初々しい藤村。今季、これまで79試合に出場し2打点だったが、6回にも、右翼線へ適時二塁打を放ち、1試合4打点の活躍。「3連敗だけは絶対に阻止したかった」と笑顔を見せた。この活躍には原監督も「私が見ている中では最高の当たり」と称え、「このところ6、7、8番というところが滞っていた。そういう意味では非常に良かった」と語った。

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2012年8月30日のニュース