田中の“代役”西川が貴重な一打!ハム、連敗止め1差接近

[ 2012年8月30日 20:51 ]

3回2死三塁、日本ハム・西川が左前に適時打を放つ

パ・リーグ 日本ハム2―0西武

(8月30日 札幌D)
 日本ハムが2―0で首位の西武を下し、連敗を4で止めた。3回1死二塁から陽岱鋼の左前適時打で先制。さらに2死三塁から、この日3番に抜てきされた西川が左前適時打で1点を追加。このリードを4投手のリレーで守り、逃げ切った。

 西川は前日29日に左腕を負傷した田中に代わって「3番・二塁」で出場。「3番目に打つバッターというだけで“3番打者”という気負いはなかった」と20歳は「何とかもう1点欲しい場面。追いこまれてからいいバッティングができた」と自画自賛した。

 投げては先発のウルフが7回を5安打無失点と好投し8勝目。初完封も見えていたが「準備はしていたが、ブルペンにいい投手がいるので、そこに任せるのは自分としては問題ない」とクールに振り返った。

 最後は武田久が1回を3人で片づけて20セーブ目。パ・リーグの首位攻防戦第3ラウンドで、西武に一矢報い再び1ゲーム差に迫った。

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