渡航費一部負担したダルの思い…石巻の少年は「感動した」

[ 2012年8月30日 06:00 ]

試合前、レンジャーズのダルビッシュの練習を、遠くから見守る「石巻リトルシニア」の選手たち

ア・リーグ レンジャーズ1―0レイズ

(8月28日 アーリントン)
 レンジャーズ・ダルビッシュが試合後「変な投球は見せられなかった」と話したように、この日は「日米フレンドシップナイト」と銘打たれ、球団史上初めての日米交流イベントが開催された。

 ダルビッシュは渡航費の一部を負担して宮城県石巻市の少年野球チーム「石巻リトルシニア」の中学生14人を招待。試合前にグラウンドでキャッチボールをしたり交流を深めた。同チームの今野範生主将は「ダルビッシュ投手は大きいなと思った。(米国は)スケールが大きくて感動した。感謝したい」と話した。試合前には東日本大震災の被災地、宮城県南三陸町の高校生らが郷土の伝統芸能である「鹿子躍」を披露。復興への思いを表現し、地元ファンから大きな拍手を浴びた。

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