星野監督 五輪見ろ!一発勝負の集中力を学んで

[ 2012年7月23日 06:00 ]

 アスリートに学べ!楽天・星野監督が「ロンドン五輪テレビ観戦令」を出した。08年の北京五輪では野球の日本代表監督も務めた闘将は、「彼らは4年に1度のチャンスで人生の全てを懸けている。だから、そういう(野球に通じる)見方もある」と言葉に力を込めた。

 チームは球団創設8年目にして初めてAクラス(貯金2で3位)で前半戦を折り返したが、まだまだ発展途上の若い選手が多く、勝負どころのミスも多々あった。この日のKスタ宮城での全体練習では投内連係を実施。見守った指揮官は「こんな練習でミスしていたら、重圧がかかる場面でしっかりしたプレーができるはずない」と嘆いた。優勝争いの重圧を経験している選手も少ないだけに、全神経を一瞬に集中してメダルを狙う五輪のアスリートから学び取るものは多いはずだ。

 ロンドンと日本は時差があるだけに寝不足につながる恐れもあるが「オリンピックは寝不足になるけど、それだけひき付ける力があるということ」と星野監督。世界の祭典から多くのものを吸収し、後半戦も戦い抜く。

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2012年7月23日のニュース