愛着のある土地で好投!岸「うれしく思う」

[ 2012年7月23日 22:17 ]

6回から3番手で登板した全パ・岸

マツダオールスターゲーム2012第3戦 全パ6―2全セ

(7月23日 岩手県営)
 西武の岸が「変な緊張もなく、思い切っていけた」と夢の舞台を楽しんだ。3番手で2回を投げて無失点と好投し、敢闘選手賞に輝いた。

 先発としてスタミナの配分を気にする必要もなく「思い切り腕を振って投げた」。6回2死から、前の打席に本塁打を放った畠山に唯一の出塁を許したのも、味方の失策によるもの。力強い球で全セの強打者たちを打ち取った。

 大学まで東北で過ごした。復興支援試合として盛岡で開催された第3戦で、仙台を本拠地とする楽天の田中、塩見と継投したことに「ローテーションの関係もあって、たまたま盛岡の試合になった。偶然が重なり、オールスターの舞台で投げられたのがうれしく思う」。愛着のある土地の復興を願い、しみじみと語った。

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