イチロー バント失敗も2盗塁「それは関係ない」

[ 2012年7月23日 07:49 ]

レイズ戦の1回、ペーニャの右飛をフェンス際で好捕するマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ2―1レイズ

(7月22日 セントピーターズバーグ)
 マリナーズのイチローは22日、セントピーターズバーグでのレイズ戦に「2番・右翼」で出場し、4打数無安打、2盗塁だった。内容は投ゴロ、一ゴロ、二ゴロ、遊飛で、打率2割6分1厘。川崎は出場しなかった。試合は2―1で勝った。

 連続試合安打は6試合でストップしたイチローだが、守備と走塁で貢献した。1回無死二塁、送りバント失敗後に二盗、三盗を決めて1死三塁とし、次打者の二塁打で先制のホームを踏んだ。「情報として(盗塁の)チャンスがあることは分かっていた。それ(バント失敗)は関係ない」と、ミスを取り戻す気持ちでのプレーではないと説明。「取り返そうという意識があるということは、普段は(ベストの)力以下でやっている可能性がある」と話した。

 守備では1回にフェンス際で跳び上がって飛球を好捕し、「あそこで待っているならジャンプしかない。それかあきらめてトリプル(三塁打)を防ぐか。どちらかの選択だった」と振り返った。

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