村田が今季チーム1号!巨人、中日に逆転勝ち

[ 2012年4月11日 21:03 ]

8回、2ランを放った村田(25)を迎える巨人・原監督

 プロ野球、巨人―中日2回戦は11日、東京ドームで行われ、巨人が5―1で逆転勝ちした。先発のゴンザレスが初回に1点を失ったものの、6回をその1失点だけと粘投。3回に長野、阿部の連続タイムリーで逆転した。8回には今季チーム1号となる2ランを放ち、中日を突き放した。

 初回、中日は1死から大島、森野の連打とブランコの四球で満塁とし、和田の中前適時打で1点を先制した。その裏、巨人は中日の先発・中田賢の前に3者凡退。

 2回、中日は先頭の谷繁が左翼線二塁打で出塁したが、中田賢の送りバントは失敗に終わり、谷繁は三塁でアウト。無得点に終わった。その裏、巨人は先頭の阿部が四球で出塁も村田、高橋由、小笠原が凡退。

 中日は3回、先頭の森野が四球、ブランコが右前打。1死後、井端が投手強襲安打を放ち、満塁としたが、平田が遊ゴロ併殺に倒れ、無得点。その裏、巨人は2死一、二塁から長野の中前適時打で同点。長野は「結果を恐れずに初球から思い切って振っていった。早い回に追いつくことができて良かった」。なおも2死一、三塁から阿部の右前適時打で勝ち越した。阿部は「(内角のスライダーに)ちょっと詰まったが、振り抜いた分、いい所に飛んでくれた」と振り返った。

 4回、中日は1死から中田賢が左前打で出塁、2死後、大島が四球を選び、一、二塁としたが、森野は三振に倒れた。その裏、巨人は3者凡退。

 5回、中日は4番・ブランコからの攻撃だったが、この試合初めて3者凡退。その裏、巨人は2死から谷が右前打で出塁したが、長野は二ゴロに倒れた。

 6回、中日は先頭の平田が右前打で出塁も谷繁が遊ゴロ併殺に倒れ、結局3人で攻撃を終えた。その裏、巨人も1死から村田が中前打で出塁したが、高橋由が二ゴロ併殺で倒れた。

 7回、巨人はゴンザレスに代わって山口がマウンドへ。中日の攻撃を3人で片づけた。その裏、巨人は先頭の小笠原が右中間二塁打で出塁。送りバントを試みた寺内は捕飛、隠善は三振で2死となったが、「追加点が欲しい場面だったので、甘いボールは見逃さないように集中した」という坂本の中前適時打で1点を追加。リードを2点とした。

 8回、巨人は3番手で西村がマウンドへ。中日は1死から和田が投手内野安打で出塁したが、無得点。中日は2番手の鈴木が登板したが、長野に中前打を許し、小林正にスイッチ。阿部は中飛に倒れたものの、村田が左翼ポール際へ豪快な2ランを放ち、リードを広げた。その裏、西村は走者を出しながらも無失点で切り抜けた。

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